 【 交響曲 第3番 ト長調 】
クレメンティ,ムツィオ 〔伊〕 (1752.01.23〜1832.03.10) 80歳

クレメンティは、ローマで生まれたが、13歳のときに ロンドンに渡り、イギリスを本拠地として一生の ほとんどを過ごし、作曲家、ピアニスト、教師、編集者、 出版業者、楽器製造業者として活躍した。
193年前の3月10日にエヴァシャムで80年の 生涯を閉じ、ウェストミンスター大聖堂の 修道院に埋葬された。
音楽史とくにピアノ音楽の歴史の上では、 きわめて重要な位置をしめているが、ピアノの 名手として,その足跡はヨーロッパ各地におよび、 当時のもっとも優れたピアニストとして 国際的な名声を得た。
晩年は、音楽出版業とピアノ製造業に専念し、 余暇を作曲にあてたといわれている。
近代的なピアノ演奏法を創始し、18歳年下の ベートーベンへの道を開いた功績も大きい。 ベートーベンはクレメンティのソナタを 偏愛していたが、簡潔で正確な形式、精神の 新しさなど、学ぶところが多かったようだ。
クレメンティの作品は、明確な形式感と均斉感、 簡潔で調和のとれた表現法、純粋で厳格な 様式感など、見るべきものが多いが、円熟期に 作曲した交響曲の一つの「交響曲第3番」は 指揮者として最後のコンサートで 演奏した作品となった。
第2、第4楽章では、イギリス国家 「God Save TheQueen(神よ、女王を守り給え)」の メロディーが使われていて、長年慣れ親しんだ イギリスへの愛着が感じられる。
第1楽章 Andante sostenuto - Allegro con brio 第2楽章 Andante un poco mosso 第3楽章 Minuetto: Allegretto 第4楽章 Finale: Vivace

(管弦楽)フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) フランチェスコ・ラ・ヴェッキア ♪ 私が聴いた音源 ♪
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