 【 チェロ協奏曲 第2番 ハ短調 Op. 77 】
カバレフスキー,ドミトリー・ボリソヴィチ 〔露〕 (1904.12.30〜1987. 02.17 ) 83歳

ソ連の代表的作曲家のカバレフスキーは、 モスクワ音楽院で学び、後に母校の教授となった。
ピアノ奏者としても超一流で、 軽妙洒脱な 通俗的大衆性を身に付けた庶民的な音楽で知られ、 歌劇、交響曲、協奏曲、室内楽曲、ピアノ曲、 歌曲など、あらゆる分野の作品を作曲している。
1964年に完成した「チェロ協奏曲第2番」は 翌年の1月15日にレニングラードで、名チェリスト ダニエル・シャフランのチェロ独奏、カバレフスキーの 指揮、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団で 初演され、シャフラン(1923〜1997)に献呈された。
1949年に完成した「チェロ協奏曲 第1番」に比べると、 はるかに大規模で難解な作品である。
3楽章からなるが、接続部にカデンツァが 置かれているのが特徴となっている。
第1楽章 Molto sostenuto - Allegro molto energico 第2楽章 Presto marcato 第3楽章 Andante con moto

(チェロ)スティーブン・イッサーリス (管弦楽)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) アンドルー・リットン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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