 【 弦楽六重奏曲 変ホ長調 Op. 44 】
ゲーゼ,ウィルヘルム・ニルス 〔デンマーク〕 (1817.02.22〜1890.12.21) 73歳

19世紀後半のデンマーク音楽界において 大きな影響力をもって君臨したゲーゼは、 コペンハーゲンで生まれ、134年前の12月21日に 同地で、73年の生涯を閉じた。
デンマークで音楽教育を受けているが、同じ年代の 多くの音楽家や演劇人などとの交流を通じて、 ドイツロマン派の文学や音楽に親しんでいた。
長くドイツのライプツィフィで音楽活動を行い、 メンデルスゾーンやシューマンとも知り合った。
やがて、メンデルスゾーンを補佐する、 ゲヴァントハウス管弦楽団の副指揮者に指名され、 さらにライプツィフィ音楽院の教授に任命されるなど、 ゲーゼに対するメンデルスゾーンの信頼が厚かった。
1847年にメンデルスゾーンが亡くなったときには、 その後継者として、ゲヴァントハウス管弦楽団の 主席指揮者に任命された。
その後、ゲーゼはデンマークに戻り、王立音楽院の 創立に加わったのを始め、デンマークの音楽振興に 大いに力を注いだ。 カール・ニールセンは、ゲーゼの最後の弟子になる。

(演奏)ヨハネス・アンサンブル ♪ 私が聴いた音源 ♪
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