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...... 2024年12月08日 の日記 ......
■ 《 付随音楽 》   [ NO. 2024120801-1 ] or

【 鶴のいる風景 Op. 44-2 】
     
シベリウス,ジャン〔フィンランド〕
(1865.12.8〜1957.9.20) 91歳 脳出血

フィンランド最大の音楽家のシベリウスは、
159年前の12月8日にヘルシンキの
ヘミーリンナで生まれた。

両親はフィンランド人だが、どちらもスウェデン人の
血が交じっていた。
父は外科医でシベリウスが2歳半のときに世を去った。
母は優しく女性的で、3人姉弟だった。

シベリウスは幼少時代から自然を愛し、夢想的な
性格をもっていて、森や湖に遊びに行くことが好きで、
植物や虫を採取することに熱心だった。

5歳ごろからピアノに親しみはじめ、作曲の
真似事もするようになり、15歳になったときに
ヴァイオリンを習い始め、姉のピアノ、弟のチェロで
室内楽を楽しんだりした。
シベリウスは91歳まで生きたが、姉は69歳で、
ヘルシンキで精神科医をしていた弟の
グスタフは、53歳で世を去った。

シベリウスは1903年に初演された劇音楽
「クオレマ」の付随音楽として、6曲を作曲した。

フィンランド語の「クオレマ」は「死」を意味する言葉で、
ヤルネフェルトの戯曲「クオレマ」が基になっている。

6曲のうち「悲しきワルツ 作品44−1」と
「鶴のいる風景 作品44−2」は演奏されることが多い。




(管弦楽)フィンランド放送交響楽団
(指揮) サカリ・オラモ     

♪ 私が聴いた音源 ♪



      

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