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...... 2024年11月30日 の日記 ......
■ 《 超絶技巧ピアニスト 》   [ NO. 2024113001-1 ] s

【 悪魔のスケルツォ ト短調 Op. 39-3 】

アルカン,シャルル・ヴァランタン 〔仏〕
(1813.11.30〜1888.03.29) 74歳



ロマン派のアルカンは、211年前の11月30日に
ユダヤ系の家に生まれた。
父も兄弟も音楽家で、皆がアルカンと名乗った。

幼いころから才能をあらわし、ピアノ演奏会の
輝かしい星として社交界でも有名になった。
20歳のときにパリに居を構え、コンサートピアニスト
兼ピアノ教師として活躍をした。

彼の周りには、サロンを通して知り合ったショパンや
ジョルッジュ・サンド、リストらがいて、親交を結んだ。
しかし、5年後の1838年に公衆の面前から
姿を消してしまった。

彼が残したほとんどの作品はピアノ曲だが、
1850年代に作曲した「悪魔のスケルツォ」は
「すべての短調による12の練習曲 第3番」で、
アルカンの諸法や、個性の反映した
代表的作品である。

彼の作品が再評価されるようになったのは、
1970年代末に入ってからで、
演奏や録音の機会が多くなった。

アルカンの最期は謎めいていて、宗教書の
研究中に書棚が崩れ、下敷きになったとも、
台所で調理中に倒れたともいわれている。




(ピアノ)ベルナール・リンガイセン
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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