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...... 2024年11月22日 の日記 ......
■ 《 自信作 》   [ NO. 2024112201-1 ] or

【 シンフォニエッタ Op. 1 】

ブリテン,エドワード・ベンジャミン 〔英〕
(1913.11.22〜1976.12.04) 63歳



現代イギリスの代表的作曲家のブリテンは、
111年前の11月22日にサフォーク州の
ローストフトで生まれた。
父は歯科医、母はソプラノ歌手で、音楽の才能は
この母親から受け継いだようだ。

ロンドンの王立音楽院を卒業後は、生活のために
記録映画の音楽を担当したり、多方面に活躍した。
しかし、彼は反軍国主義、反戦主義を貫き、
ヨーロッパの不穏な国際情勢を避けて
1939年にアメリカに渡った。
1942年には第二次世界大戦下のイギリスに戻り、
盛んな作曲活動を行った。

彼の作風は、技法的には保守的であるが、
色彩的な管弦楽法と表出力に
感覚的な鋭さを見せている。

ブリテンは現代の作曲家の中では最も合唱を愛した
作曲家で、合唱曲も多くの名作を残している。

「シンフォニエッタ」は、王立音楽院の学生だった
18歳のときに作曲している。
ブリテンは大変早くから作曲の才能を発揮していて、
幼時のころから楽才を示し、9歳で最初の
弦楽四重奏曲を書いている。
14歳のときには交響曲と5つの弦楽四重奏曲、
10のピアノソナタを書き上げていた。

ブリテン自身この「シンフォニエッタ」には
特別の自信があったようで、「第1番」という
作品番号をつけている。

「シンフォニエッタ」は、作曲の恩師である
フランク・ブリッジ(1879〜1941)に献呈された。

シェーンベルクやストヴィンスキーからの影響を
感じさせる作品となっていて、3つの楽章からなる。

      第1楽章 Poco presto ed agitato
      第2楽章 Variations
      第3楽章 Tarantella



(管弦楽)ハレ管弦楽団 
(指揮) ケント・ナガノ
     ♪ 私が聴いた音源 ♪





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