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...... 2024年10月23日 の日記 ......
■ 《 ハンガリーのジプシー音楽 》   [ NO. 2024102301-1 ] or

【 ガランタ舞曲 】

コダーイ,ゾルターン 〔洪〕
(1882.12.12〜1967.03.06) 84歳



コダーイの生涯は、作曲とマジャール(ハンガリー)
民謡の研究、その民謡に基ずく国民的な音楽教育の
3つの大きな分野に捧げられた。

ウィーンとブタペストをつなぐ沿線の町の
ガランタはハンガリー東北部にあり、コダーイが
幼いときの7年間住んだところである。
ここで、しばしばジプシーの演奏を聴いたのが、
彼の接した最初の「管弦楽的なひびき」
であったという。

管弦楽曲の「ガランタ舞曲」は、1933年に
ブタペスト・フィルハーモニー協会の創立80周年
記念のために依頼され作曲した。

ガランタに伝わる民謡を題材にしているが、
ハンガリー民謡よりも、ジプシー音楽を
より多く素材としており、きわめて華麗な、
演奏家気質的なスタイルで書かれている。

全体は、導入部と3つの舞曲が間奏によって
中断なく演奏され、何度も現れる
「ハンガリアン・ラプソディー」風の舞曲は、
切々とうったえるものがある。

作曲をした年の10月23日にドホナーニの
指揮により初演された。

         T  Lento - Maestoso
         U Allegretto moderato
         V Allegro con moto, grazioso
         W Allegro
         X Allegro vivace




(管弦楽)ロンドン交響楽団    
(指揮) イシュトヴァン・ケルテス
      ♪ 私が聴いた音源 ♪





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