[PREV] [NEXT]
...... 2024年10月15日 の日記 ......
■ 《 美しい秋の日の表象 》   [ NO. 2024101501-1 ] co

【 合奏協奏曲 第2番 ヘ長調 0p. 6-2 HWV 320 】

ヘンデル,ゲオルク・フリードリヒ 〔独〕
(1685.02.23〜1759.04.14) 74歳 白内障

カール,リヒター 〔独〕
(1926.10.15〜1981.02.17) 55歳


    
ドイツの指揮者、オルガン・チェンバロ奏者の
リヒターは98年前の10月15日にザクセン州の
ブラウエンで牧師の子として生まれた。

最初の音楽教育を受けたのは、11歳のときで
ドレスデン聖十字架教会付属学校だった。

戦後20歳のときに、ドレスデンからライプツィヒに移り、
ライプツィヒ音楽大学で学んだ。
その後はオルガニスト、管弦楽団や
合唱団の指揮者、指導者として活躍した。

1981年にミュンヘンのホテルで、
心臓麻痺のため55年の生涯を閉じた。

レパートリーの大半はバッハやヘンデルだが、
モーツァルト、ハイドン、ベートーベン、ヴェルディなど
多くの作曲家の作品を演奏し、録音をしていて、
CDにして100枚以上になる音源を残している。

ヘンデルの「合奏協奏曲全集」は
1970年に録音された。

ヘンデルは、「6つの合奏協奏曲集作品3」と
「12の合奏協奏曲集作品6」を残しているが、

1739年に作曲された「作品6」は、
流動的・発展的で色彩の豊かさが目立っている。
様式は12曲みな違っていて、軽いものもあれば、
荘重なものもある。

「第2番 ヘ長調」は、12曲の合奏協奏曲のうちで
最も美しいものの一つで、全体として、
自然の美をうたい、、その楽しさに酔うような
気分にさせる作品。

朝に始まり、太陽が秋の霧を破って現れる。
午後には楽しい歌が聴かれ、森の中の
静かな安らいとなり、やがて夕方になって
家に帰り、我が家での幸福にひたる。

       第1楽章 Andante Larghetto
       第2楽章 Allegro
       第3楽章 Largo
       第4楽章 Allegro, ma non troppo





...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: