 【 グリーンスリーブスによる幻想曲 】 レイフ(ラルフ)・ヴォーン=ウィリアムズ 〔英〕 (1872.10.12〜1958.08.26) 85歳 心臓発作
 イングランド民謡「グリーンスリーブス」に基づく 甘美な小管弦楽のための小品の 「グリーンスリーブスによる幻想曲」は、 ヴォーン=ウィリアムズの作品中、最も有名な曲である。
「グリーンスリーブス」は、エリザベス朝時代から 知られていて、1602年頃に書かれた、 シェイクスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち」の 中にも言及されている。
ヴォーン=ウィリアムズは、この喜劇を基にして オペラ「恋するサー・ジョン」を1928年に 完成させたが、第3幕の間奏曲でこの曲を用いた。
この間奏曲をラルフ・グリーヴズが編曲し、独立させた 作品が「グリーンスリーブスによる幻想曲」である。
1934年9月27日にロンドンで、 ヴォーン=ウィリアムズの指揮で初演された。

(管弦楽)BBC交響楽団 (指揮) アンドリュー・デイヴィス ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|