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...... 2024年09月10日 の日記 ......
■ 《 三部輪唱曲 》   [ NO. 2024091001-1 ] v

【 山の子ども 】

平井 康三郎 〔日〕
(1910.9.10〜2002.11.30) 92歳 肺炎



平井康三郎は本名を保喜といい、
明治43年9月10に日高知で生まれた。

東京音楽学校で学び、研究科を卒業後は
同校で作曲と音楽理論を教え、作曲家、
指揮者として活躍した。
平成14年に肺炎のため92年の生涯を閉じた。

愛唱されている歌曲は多いが、昭和10年5月に
作曲した「平城山」(北見志保子作詞)は特に有名。
「ゆりかご」(平井康三郎作詞、作曲)
「スキー」(時雨音羽」作詞)
など、子どものころ歌った懐かしい曲を残している。

「山のこども」は、昭和15年にコロンビアで
小学生のための観賞用レコードを制作した際に、
三部輪唱曲を邦人の新作として作ることになり、
作詞を高橋掬太郎に依頼、その後、作曲を
当時の若手作曲家だった平井康三郎に
依頼されできたものである。

昭和17年、文部省で「初等科音楽」の
鑑賞レコードに採用され、さらに、昭和22年の
最後の文部省の教科書「六年生の音楽」の
歌唱教材として収録された。



山のこども

山の林で 山ばとが
山の子どもを 呼んでいる
ホーホー ホーホー
ぐみの木かげで 呼んでいる

山の子どもは 山が好き
木の実たべたべ よくあそぶ
ホーホー ホーホー
ぐみは青いよ まだ青い

山で呼んでる 山ばとは
山の子どもの お友だち
ホーホー ホーホー
ぐみの木かげで 呼んでいる





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