 【 組曲「イタリアの印象」】
シャルパンティエ,ギュスターヴ 〔仏〕 (1860.06.25〜1956.02.18) 95歳

シャルパンティエは、164年前の6月25日に ナンシー北部のデューズで銀行家の家に生まれた。 世を去ったのはパリだった。
パリ音楽院でマスネーに作曲を学び、 27歳のときにカンタータ「ディドン」で ローマ大賞を受賞し、3年間ローマに留学した。
最初に書いた作品が、サン=サーンから激賞を 与えられた交響詩「ナポリ」だが、その4年後に この「ナポリ」を終曲とする5つの楽章からなる、 『感傷的で、絵画的な交響曲』と副題がつけられた 交響詩「イタリアの印象」を完成させ名声を高めた。
第1曲 セレナード 第2曲 泉のほとりで 第3曲 驢馬(ロバ)に乗って 第4曲 山の頂きにて 第5曲 ナポリ
この作品には、ベルリオーズから学んだ色彩に対する愛、 師マスネーから受け継いだ優美な魅惑、 シャブリエから得た華やかなイマジネーションと 自由で親しみ易い性質を取り入れ、彼の個性によって それに新しい生命を与えた。
シャルパンティエは52歳のときに、マスネーの後を 受けてフランス学士院会員になっている。

(管弦楽)コンセール・ラムルー管弦楽団 (指揮) アルベルト・ヴォルフ ♪ 私が聴いた音源 ♪
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