 【 木管五重奏曲 ト短調 Op. 56-2 】
ダンツィ,フランツ 〔独〕 (1763.05.15〜1826.04.13) 63歳

ドイツを中心にチェリストとしてまた作曲家として 活躍をしたダンツィは、イタリア系のチェリストの 父親の子として261年前の5月15日に シュベツィンゲンに生まれ、マンハイムで育った。
マンハイム楽派の1人で、ミュンヘン、シュトゥットガルト、 カルルスルーエ宮廷の指揮者を歴任した。 古典派の作曲家に大きな影響を与え、 カルルスルーエで世を去った。
作品には16曲のオペラ、ミサ曲、8曲の交響曲の他 多種の協奏曲、室内楽、ソナタ、歌曲があるが、 今日では古典派様式の器楽作品だけが演奏されている。
マンハイム楽派は管楽器を重用視ししていた。 それまでの作品は3楽章構成だったが、メヌエットを 加えた4楽章構成を確立した。
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、 ホルンの木管楽器の 「管楽五重奏曲ト短調」も、 その典型的な曲といえる。
第1楽章 Allegretto 第2楽章 Andante 第3楽章 Menuetto 第4楽章 Allegretto

(演奏) ダイヤモンド・アンサンブル ♪ 私が聴いた音源 ♪
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