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...... 2024年05月11日 の日記 ......
■ 《 音画 》   [ NO. 2024051101-1 ] or

【 交響詩「バーバ・ヤーガ」Op. 56 】

リャードフ ,アナトリ・コンスタンティノーヴィッチ 〔露〕
(1855.05.11〜1914.08.28) 59歳



ロシア国民楽派のリャドフは、169年前の
5月11日にペテルブルグで生まれ、
ノブゴロトで59年の生涯を閉じた。
父も祖父も音楽家で、父から音楽のてほどきを受け、
後にペテルブルグ音楽院に入学し、
リムスキー・コルサコフに作曲と管弦楽法を学んだ。

23歳のときに母校の教授となったが、
生徒の中にはプロコフィエフやミャスコフスキーなど、
ロシアの著名な作曲家がいる。

帝室地理学協会の委嘱により、バラキレフらとともに
各地の民謡を採集した。
彼の音楽には、ロシア音楽特有の美しい旋律と、
ロシア舞踊特有のリズムが取り入れられ、
彼の作品の特徴となっている。

「ロシア民謡に寄せる絵」という副題をもつ
交響詩「バーバ・ヤーガ」は、大管弦楽のための
音画「バーバ・ヤーガ」と呼ばれる。
「ロシア民話集」中のバーバ・ヤガーの物語を
幻想的に音楽化したものである。

音画は音楽によって絵画的印象を与えようとする
標題音楽の一種で、管弦楽のために
書かれることが多い。

口笛を吹きながら空を飛ぶバーバ・ヤガーは
妖女で、ロシアの音楽家は、好んで
音楽の題材に用いていた。



(管弦楽)ソビエト国立交響楽団    
(指揮) エフゲニー・スヴェトラーノフ
       ♪ 私が聴いた音源 ♪






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