 【 管弦楽のためのラプソディー 】 外山 雄三 〔日〕 (1931.05.10〜2023.07.11) 92歳 腎臓病
 指揮者、作曲家の外山雄三は、昭和6年5月10日 東京都牛込区で生まれた。
東京音楽学校(現在の東京芸術大学)を卒業後、 ウィーンやザルツブルクに留学し、帰国後は 交響楽団の指揮者、音楽監督を歴任したが、 現在はNHK交響楽団の正指揮者(終身職)、 愛知県立芸術大学客員教授をつとめている。
作曲者としても活躍していて、多くの作品があり、 受賞曲も多い。
1960年に作曲した「管弦楽のためのラプソディー」は、 NHK交響楽団が世界演奏旅行の折に 演奏するために委嘱されたものだが、その後も 日本のオーケストラが海外公演をするときの プログラムに入れる曲として知られている。
3部構成になっていて、第1部は「あんたがたどこさ」 「ソーラン節」「串本節」などの各地の民謡からなる。 第2部はフルートの独奏で、鈴の音とともに 「信濃追分」が使われている。 第3部は、拍子木で始まって鐘や太鼓による 壮大な「八木節」が演奏されて終わる。

(管弦楽)NHK交響楽団 (指揮) 岩城宏之 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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