 【 パンペアーナ 第2番 Op. 21 】
ヒナステラ,アルベルト 〔アルゼンチン〕 (1916.04.11〜1983.06.25) 67歳

ラテンアメリカでもっとも重要なクラシックの 作曲家の一人であるヒナステラは、108年前の 4月11日にブエノスアイレスで生まれた。
この地の音楽院で学び、1945年からは アメリカ各地を旅行し、アメリカの風土に 目指した音楽を書いたコープランドの 薫陶を受けた。
帰国後は、音楽の普及や発展のための 国際組織の現代音楽協会のアルゼンチン支部の 設立に奔走するなど、アルゼンチン音楽界の 中心人物として活躍した。
教育にも力を注ぎ、多くの弟子を育てている。 現代的な感覚のタンゴで有名なアストル・ピアソラも その一人である。
1950年に作曲した「パンペアーナ 第2番」は、 アルゼンチンの大草原を駆け回るカウボーイの ガウチョの音楽に触発された色彩感豊かな作品で、 元々はチェロとピアノのために書かれているが、 チェロと弦楽アンサンブルのためにも編曲されている。

(チェロ)ソル・ガベッタ (管弦楽)ミュンヘン放送管弦楽団 (指揮) アリラシ・ライネン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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