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...... 2024年04月04日 の日記 ......
■ 《 童謡作曲家 》   [ NO. 2024040401-1 ] v

【 童謡「七つの子」】



本居 長与 〔日〕
(1885.04.04〜1945.10.14 )60歳 肺炎



本居長与(本名・長世)は、明治18年4月4日
東京で生まれた。
1年後に母親は腸チフスで死去、父も本居家を去り、
長世は祖父と2人きりになった。

明治41年東京音楽学校本科器楽部を卒業したが、
全学部を通じての首席だった。
声楽部にいた、山田耕筰も同期に卒業している。

卒業後は母校で教える傍ら、35歳のときに
童謡「十五夜お月さん」(野口雨情作詞)を発表し、
大評判となり、童謡作曲家として地位を確立した。
作風は古典的な日本的要素が色濃く表されている。

大正期の童謡の隆盛期には、
彼の娘の3姉妹の活躍があった。
童謡を広めるために、親子で日本全国各地を回り、
父の伴奏で3姉妹が歌ったのである。

「赤い靴」「青い目の人形」「七つの子」(野口雨情作詞)
めえめえ小山羊(藤森秀雄作詞)
汽車ポッポ(作詞・作曲)

昭和の初期まで数多くの童謡を作曲したが、
昭和20年10月14日、肺炎のため成城の自宅で
60年の生涯を閉じた。



七つの子

からすなぜ鳴くの からすは山に
かわいい七つの 子があるからよ
かわいかわいと からすは鳴くの
かわいかわいと 鳴くんだよ
山の古巣へ 行ってみてごらん
丸い目をした いい子だよ





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