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...... 2024年04月01日 の日記 ......
■ 《 名編曲家 》   [ NO. 2024040101-1 ] s

【 ソナチネ第6番 カルメン幻想曲 】
       
ブゾーニ,フェルッチョ 〔伊〕
(1866.04.01〜1924.07.27) 58歳 腎臓病



ブゾーニは、イタリア人の父とドイツ系の母との間に
158年前の4月1日にフィレンツェ近郊の
エンポリで生まれ、ベルリンで亡くなった。

父はクラリネット奏者、母はピアニストで、両親から
音楽を学び、8歳のときに公開の演奏会を開くなど、
早くから才能を発揮した。
10歳のときに、ウィーンで演奏したブゾーニは、
当時、強い影響力を持っていた音楽学者
ハンスリックに絶賛された。

彼はリストの弟子ではなかったが、
若いころその演奏を聴き、リストに紹介されている。
リストの音楽は、ピアノ音楽のアルファであり
オメガであると語るほど、若き日のブゾーニにとって、
リストは夢であり、目標だった。

ピアニストとして円熟した時期の1911年には、
リストの主要なピアノ作品の全てを、
数回にわたるコンサートで演奏している。
ブゾーニは多くの弟子を育て、優れた作品の
ピアノ用の編曲を手がけている。

「カルメンによる室内幻想曲」と題された
「ソナチネ第6番」は、晩年にさしかかった
1920年の作品である。

ビゼーのオペラ「カルメン」の広く知られる
旋律が次々にあらわれるれる中、
曲は次第に暗さを増し、静かに終わる。



(ピアノ)ジェフリー・トーザ
     ♪ 私が聴いた音源 ♪






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