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...... 2024年02月23日 の日記 ......
■ 《 ピアノ風orハープシコード風 》   [ NO. 2024022301-1 ] co

【 オルガン協奏曲 変ロ長調 Op. 4-6 HWV 294 】

ヘンデル,ゲオルク・フリードリヒ 〔独〕
(1685.02.23〜1759.04.14) 74歳 白内障
       

        
ヘンデルは、339年前の2月23日に中部ドイツの
ハレで、ヴァイセンフェルト宮廷の医師として
仕えていた父と、ハレのルター派の名門の
牧師の家系出身で深い信仰心をもった
母との間に生まれた。

ハレ大学で法律を学んだが、その後イタリアで
オペラを学び、さらにイギリスに渡ってそこを
第2の故国とし、この世を去ったのはロンドンだった。

ヘンデルはバロック音楽の最後の作曲家で、
オペラとオラトリオに主力を注ぎ、傑作を
作曲しているが、器楽曲としてチェンバロ用の
組曲、管弦楽用の序曲、ヴァイオリン・ソナタ、
などの他、多くの協奏曲も残している。

オルガン協奏曲は約12曲あるが、作品4として
知られている6曲は一冊の曲集に収められている。

ヘンデルのオルガン協奏曲の多くは、
もっぱら聴衆の気分転換の役割をするもので、
オラトリオを上演した劇場で、そのオラトリオの
間にはさんだ一種のアトラクションのようなものだった。

それらは、即興的で多くの自由な奏法を加え、
見せびらかす要素をもっていた。
演奏巨匠的なところが少なくないこと、
多くは和声的で、対位法的に入念ではないことから、
その書法がオルガン風よりも、
ピアノ風またはハープシコード風である。

「作品4」の6つのオルガン協奏曲は、独奏の
オルガンの他に弦とオーボエを用いている。

この作品は、ヘンデルがハープのための楽譜も
残したことから、「ハープ協奏曲」としても演奏される。

        第1楽章 Andante - Allegro
        第2楽章 Larghetto
        第3楽章 Allegro moderato



(オルガン)マリー=クレール・アラン   
(管弦楽) ジャン=フランソワ・パイヤール
(指揮)  パイヤール室内管弦楽団    
          ♪ 私が聴いた音源 ♪




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