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...... 2024年02月21日 の日記 ......
■ 《 バレエ音楽の父 》   [ NO. 2024022101-1 ] v

【 歌曲「カディスの娘たち」】
      
ドリーブ,レオ 〔仏〕
(1836.02.21〜1891.01.16) 54歳
       

       
フランスが生んだ「バレエ音楽の父」と
呼ばれているドリーブは、188年前の2月21日に
サン=ジェルマン=デュ=ヴァルで生まれた。

29歳のとき、オペラ座の合唱副指揮者となり、
同時にバレエ音楽の作曲への興味を
抱き始めた。

45歳のときからパリ音楽院の作曲家教授として、
後進の指導にあたりながら創作活動を行なったが、
10年後の1月16日にパリで54年の生涯を閉じた。

バレエ音楽とオペラの作曲にすぐれた才能を
発揮したドリーブの音楽は、優美典麗であり
声楽の部分もオーケストラの部分も無理なく
流れるように書かれているが、劇的な迫力に
欠けているところがあり、そこに彼の
オペラの限界があったといわれている。

他の作品としては、カンタータ、歌曲、付随音楽、
教会音楽、合唱曲などがある。
歌曲は14曲がひとまとめに出版されたが、
その中でも最も有名なのは、ドリーブの音楽の
特色が十分に発揮された、ド・ミュッセの詩による
「カディスの娘たち」である。

軽快なボレロ調のはずんだ曲で、野外でうきうきと
踊り戯れ、笑いこぼれている奔放な娘たちの歌である。



(ソプラノ)ジョーン・サザーランド
(ピアノ) リチャード・ボニング 
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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