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...... 2023年12月29日 の日記 ......
■ 《 ひのまる 》   [ NO. 2023122901-1 ] v

【 文部省唱歌「日の丸の旗」】

岡野貞一 〔日〕
(1878.02.16〜1941.12.29) 63歳

高野辰之 〔日〕
(1876.04.13〜1947.01.25) 71歳



鳥取県岩見郡で明治11年2月16日に生まれた
岡野貞一は、14歳のときに洗礼を受け、
生涯を通じて信心深いクリスチャンだった。

東京音楽学校専修部を卒業後、母校の
教鞭をとる傍ら明治末期から昭和初期にかけて
小学唱歌教科書の編集委員として、
「日の丸の旗」「故郷」「朧月夜」 「春が来た」
「春の小川」など数多くの唱歌を作曲した。
これらの曲はいずれも高野辰之の作詞である。

温厚な人柄で、あの曲は自分が作ったのだと
吹聴せず謙虚な人で、授業中に冗談を言って生徒を
笑わせるというようなことは一度もなかったという。
明治・大正の男性のタイプだった。

彼は、日曜日には教会で礼拝のオルガンを
40年以上も弾き続け、昭和16年12月29日に
63歳で世を去った。



日の丸の旗

白地に赤く
日の丸染めて
ああ美しや
日本の旗は

朝日の昇る
勢ひ見せて
ああ勇ましや
日本の旗は



ひのまる

白地に赤く
日の丸染めて
ああ美しい
日本の旗は

青空高く
日の丸揚げて
ああ美しい
日本の旗は

(改訂版)

「日の丸の旗」は、1911年(明治44年)から
尋常小学唱歌 第一学年用に使われてきたが、
現在は「ひのまる」として、小学校 音楽 第1学年
共通教材で小学校の1年生の音楽の教科書に
掲載されている。




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