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...... 2023年12月27日 の日記 ......
■ 《 映画音楽 》   [ NO. 2023122701-1 ] or

【 カサブランカ 】

スタイナー,マックス 〔米〕
(1888.5.10〜1971.12.27) 83歳
       

        
ハリウッドで劇映画音楽のスタイルを確立し、
シンフォニック・サウンドを導入した映画音楽の
大家であるスタイナーは、ウィーン有数の
劇場支配人であり、音楽一家の
一人息子として生まれた。

スタイナーのドイツ語の本名マクシミリアンの
名付け親はリヒャルト.シュトラウスだった。
マーラーに学び、ヨーロッパを中心に
自作オペレッタの指揮で活躍したが、
1914年に渡米し、ブロードウェイ・ミュージカルの
編曲や指揮に携わった。

1929年ハリウッドで映画音楽の活動を始め、
「風と共に去りぬ」「トロイのヘレン」「避暑地の出来事」
など、生涯に300本を越える映画音楽を作曲した。

彼は、欧州のクラシック音楽のテクニックを
ハリウッド映画音楽に持ち込んだ
草分け的な存在だった。

77歳で引退し、後進の指導をしていたが、
6年後の12月27日長く患った末、世を去った。

モロッコのカサブランカを舞台にしたラブロマンスの
「カサブランカ」は、ハンフリー・ボガートと
イングリット・バーグマン主演の1942年制作の映画で、
1943年にアカデミー作曲賞にノミネートされた。




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