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...... 2023年12月09日 の日記 ......
■ 《 民族音楽 》   [ NO. 2023120901-1 ] v

【 アンダルシアのミューズたち Op. 93 】
       
トゥリーナ,ホアキン 〔スペイン〕
(1882.12.09〜1949.01.14) 66歳
          

              
作曲家、音楽教師だったトゥリーナは、141年前の
12月9日にスペインのセビーリアで、画家の父の
子として生れ、マドリードで66年の生涯を閉じた。

若いころおよそ10年にわたりパリで生活し、
フランクの弟子のダンディが設立した音楽学校、
スコラ・カントルムで作曲を学んだ。
ドビュッシーや、ラベルからも作曲の助言を受けた。

当時、パリにいたファリャやアルベニスとも
交流がありスペイン国民主義の音楽にも目覚めた。
フランス印象主義とスペインの伝統を
混ぜ合わせた独特の音楽世界を作り上げた。

1931年からはマドリードの王立音楽院で
作曲家教授として活躍した。

トゥリーナは、ほぼ全てのジャンルの作品を
書いているが、作品の多くは伝統的な
アンダルシアの民族音楽に影響されている。

「アンダルシアのミューズたち」は、ギリシャの
9人の女神たちをアンダルシア風の音楽に
あらわした、9つの小品からなる。
この作品では小品毎にピアノ独奏、ピアノ五重奏、
歌(ソプラノ)と弦楽四重奏といったように
楽器の組み合わせを変化させている。

音色を様々に変化させることによって、9人の
女神たちに、音楽という色とりどりの衣装を
まとわせている。

1. クレイオ (歴史)     
2. エウテルペ (叙情詩)  
3. タレイア (喜劇)    
4. ポリュヒュムニア (聖歌)
5. メルポメレ (悲劇)   
6. エトラ (恋の詩)    
7. ウラニア (天文)    
8. テルプシコラ (合唱舞踊)
9. カリオペ (叙事詩)   



(ソプラノ)  マリア・バーヨ   
(ヴァイオリン)パトリック・ジュネ 
(ヴァイオリン)フランソワ・ゴトロー
(チェロ)   マルク・ヤーマン  
(ピアノ)   リカルド・レケホ  
(演奏)    シネ・ノミネ四重奏団
        ♪ 私が聴いた音源 ♪




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