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...... 2023年11月29日 の日記 ......
■ 《 ピアノ組曲 》   [ NO. 2023112901-1 ] s

【 スペイン組曲「アンダルシア」】
     
レクオーナ,エルネスト 〔キューバ〕
(1896.08.06〜1963.11.29) 67歳
       

        
20世紀前半にキューバ楽壇で、作曲家、
ピアニストとして幅広く活躍したレクオーナは
ハバナ近郊のグヮナバコアで生まれた。

姉からピアノを教わり、5歳でピアニストとして
最初の演奏会を開いた。

1913年にハバナ国立音楽院のピアノ科を
金メダルを得て卒業し、作曲家、ピアニストとして
幅広く活躍し、1916年にはアメリカデビューを
果たした。

その後、アメリカに定住し、1930年には
バンド「レクオーナ・キューバン・ボーイズ」を
率いて世界各地を演奏旅行し、
華々しい成功をおさめた。

1946年にバンド・リーダーをやめてキューバに
帰国したが、革命政権に馴染めず、1960年に
キューバを去りスペインに亡命した。

3年後、カナリア諸島サンタ・クルス・デ・テネリフェに
滞在中の11月29日に67年の生涯を閉じた。

レクオーナは、バンドリーダーとして活躍する一方、
親しみやすい歌曲やピアノ曲を残している。

クラシック音楽以外に、ショーやミュージカル、
ラジオ番組、映画などのジャンルでも活躍した。

スペインのアンダルシア地方のリズムや旋律を
取り入れたピアノ組曲「アンダルシア」は、
スペインの気分が濃厚な作品で、6曲からなり、
アルベニスの影響を受けている。

レクオーナ自身は作曲に取りかかったころは
スペインに実際行ったことがなくて、
彼の心の風景を描いた曲となっている。

第1曲 コルドバ  
第2曲 アンダルーサ
第3曲 アルハンブラ
第4曲 ヒタネリアス
第5曲 ジプシーの歌
第6曲 マラゲーニャ

第2曲のアンダルーサは歌詞がつけられて、
「そよ風と私」として有名である。



(ピアノ)トーマス・ティリノ
    ♪ 私が聴いた音源 ♪





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