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...... 2023年11月27日 の日記 ......
■ 《 ヴァイオリンのショパン 》   [ NO. 2023112701-1 ] co

【 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ短調 Op. 22 】
       
ヴィエニャフスキ,ヘンリク 〔ポーランド〕
(1835.07.10〜1880.04.12) 44歳
       

           
イタリアのパガニーニ(1782〜1840)、
スペインのサラサーテ(1844〜1908)と並んで、
“十九世紀の三大ヴァイオリニスト ”と称される
ヴィエニャフスキーは、同じポーランドの
「ピアノのショパン」と同様に、ほとんど
ヴァイオリンの曲しか書かず、自国の舞曲マズルカや
ポロネーズのリズムを取り入れた作品を書いたことから、
“ヴァイオリンのショパン”とも呼ばれた。

8歳でパリ音楽院に入学を許された神童で、
11歳で同学院のヴァイオリン演奏1等賞を獲得した。
その後、各地に演奏旅行をしながら、熟知した
演奏技巧を生かしてヴァイオリン曲を数多く作曲した。

協奏曲は2曲書いたが、第1番嬰ヘ短調作品14は、
18歳のときの作品で超絶技巧の曲として知られる。

第2番は、ロシアのペテルブルクに招かれ、
同地の音楽院教授を務めていた27歳のときに書かれ、
1862年11月27日に初演された。
独創的な霊感や叙情性にあふれ、
芸術的に高度な協奏曲である。

第2楽章「ロマンス」の美しいメロディは特に有名で
ピアノ伴奏の編曲で演奏されることも多い。

     第1楽章 Allegro moderato
     第2楽章 Romance: Andante non troppo
     第3楽章 Allegro con fuoco - Allegro moderato



(ヴァイオリン)マリインスキー劇場管弦楽団       
(管弦楽) シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)  ダニエル・ライスキン            
           ♪ 私が聴いた音源 ♪





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