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...... 2023年11月24日 の日記 ......
■ 《 病と闘いながら 》   [ NO. 2023112401-1 ] co

【 ヴァイオリン協奏曲 第4番 】
      
シュニトケ,アルフレット 〔露〕
(1934.11.24〜1998.08.03) 63歳
       

          
シュニトケは、ユダヤ系ドイツ人の父と
ヴォルガ・ドイツ人の母との間に、89年前の
11月24日にヴォルガ・ドイツ人自治共和国の
エンゲリスで生まれた。

父は翻訳家・ジャーナリストでシュニトケが
12歳のときに、赴任地のウィーンで
最初の音楽教育をうけたが、2年後には
モスクワに転居し、モスクワ音楽院で学んだ。

1985年に脳血管発作のため昏睡状態になり、
死を宣告されながらも奇跡的に回復し、
作曲活動を続けた。

亡くなる4年前に再度の脳血管発作を起こし、
全身麻痺の状態になった。
その後、何度かの脳卒中の後、
ハンブルクで63年の生涯を閉じた。

ヴァイオリン協奏曲は4曲残しているが
「第4番」は1984年に書かれた。
第2楽章と第4楽章にはシュニトケによって、
視覚的カデンツァという指示が書き込まれている。

これには身振りや体で曲を表現するという
意図があるが、録音では視覚的にその表現を
認識することができないので、ヴァイオリニストの
声で視覚的カデンツァが表現される。

          第1楽章 Andante
          第2楽章 Adagio
          第3楽章 Adagio
          第4楽章 Lento



(ヴァイオリン)ギドン・クレーメル     
(管弦楽)   フィルハーモニー管弦楽団  
(指揮)    クリストフ・エッシェンバッハ
           ♪ 私が聴いた音源 ♪





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