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...... 2023年11月16日 の日記 ......
■ 《 委嘱作品 》   [ NO. 2023111601-1 ] co

【 フィルハーモニー協奏曲 】

ヒンデミット,パウル 〔独〕
(1895.11.16〜1963.12.28) 68歳



現代ドイツの代表的作曲家であるヒンデミットは、
第1回オリンピックが開かれた前年の1895年11月
16日に、フランクフルト近郊のハーナウで生まれた。

少年時代は満足な音楽教育を受けなかったが、
13歳ですでにヴァイオリンの名手といわれるほどになり、
ダンス・バンドなどで自活をしていたが、
後に高等音楽学校で教育を受けた。

彼の音楽の特徴である、常に演奏の楽しみ
ということを忘れないのは、演奏家としての
経歴と密接に関係している。

非常に多作家な作曲家であったが、指揮者としても
活躍し、教育者・指導者として多くの著作もある。

1934年以降、ナチス政府から圧迫され、
トルコ政府に招かれてアンカラで音楽教育に
打ち込むが、やがてスイスに一時移った後、
アメリカに移住した。
第二次世界大戦の後は、ヨーロッパに戻り
大学で教えたが、晩年はスイスに住んだ。

1930年ごろからのヒンデミットの作品は、
作品番号をつけるのを止めている。

「フィルハーモニー協奏曲」は1932年の作品で、
当時、フルトヴェングラーが音楽監督だった
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団創立50周年の
記念にヒンデミットが委嘱を受けて書いた。

Themaー5つのVariation ーLetzte variation



(管弦楽)クイーンズランド交響楽団      
(指揮) ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





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