 【 交響曲 第5番 ニ短調 「宗教改革」Op. 107 】 メンデルスゾーン,ヤーコブ・ルードヴィヒ・ フェリックス 〔独〕 (1809.02.03〜1847.11.04) 38歳 クモ膜下出血
 メンデルスゾーンは5つの交饗曲を作曲した。 番号が前後するが、発行の年代順には、
第1番ハ短調作品11(1824年) 第5番ニ短調作品107「宗教改革」(1830年) 第4番イ長調作品90「イタリア」(1833年) 第2番変ロ長調作品52「賛歌」(1840年) 第3番イ短調作品56「スコットランド」(1842年)
交響曲第5番は、宗教改革300年祭のために 1830年に作曲された。 メンデルスゾーンはユダヤ人だが、父の代に キリスト教に改宗し、プロテスタント派に属したので、 300年祭にあたって宗教改革を祝うために作られた。
新約聖書をドイツ語に翻訳した マルティン・ルーテルは新教(プロテスタント教)を 確立したので、キリスト教はカトリック教(旧教)と プロテスタント教(新教)とが並立している。
この曲は1830年6月25日の宗教改革300年祭に 初演されるはずだったが、カトリック教会の 抗議によって中止された。 結局、1832年11月15日、ベルリンの ジングアカデミー奏楽堂でメンデルスゾーンの 指揮のもと初演された。
第1楽章 Andante - Allegro con fuoco 第2楽章 Allegro vivace 第3楽章 Andante 第4楽章 Andante con moto - Allegro vivace

(トランペット) ホーカン・ハーデンベルガー (管弦楽) アカデミー室内管弦楽団 (指揮) ネヴィル・マリナー ♪ 私が聴いた音源 ♪
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