[PREV] [NEXT]
...... 2023年11月02日 の日記 ......
■ 《 管弦楽用変奏曲 》   [ NO. 2023110201-1 ] or

【 ハイドンの主題による変奏曲 Op. 56a 】
         
ブラームス,ヨハネス 〔独〕
(1833.05.07〜1897.04.03) 63歳 肝臓病
          

             
ブラームスの最初の管弦楽曲は、
セレナード第1番だが、同じころ第2番も書いている。
それから13年後に作曲したのが
「ハイドンの主題による変奏曲」で、
古今の管弦楽用変奏曲の中で、
もっとも優れているといわれている。

この曲は作品番号が56aとなっているが、
作品bは2台のピアノのための4手曲で、構造は
aとbは同じで、速度その他に多少の違いがある。

この曲はハイドンの管弦楽のためのディヴェルティ
メントの第2楽章に出てくる「賛美歌、聖アントーニ」
を主題として、9つの変奏をつけた。
8つは変奏として番号がついているが、
第9は終曲と記している。

ピアノ4手曲は、出来上がるとまもなく初演されたが、
管弦楽曲は、作曲された1873年11月2日に
ウィーンの音楽協会ホールで行なわれた
フィルハーモニー音楽会の第1回演奏会で、
ブラームスの指揮で初演された。

       Theme: Chorale St.Antoni: Andante
       Variation 1: Andante con moto
       Variation 2: Vivace
       Variation 3: Con moto
       Variation 4: Andante
       Variation 5: Poco presto
       Variation 6: Vivace
       Variation 7: Grazioso
       Variation 8: Poco presto
       Finale: Andante



(管弦楽) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)  ヘルベルト・フォン・カラヤン   
            ♪ 私が聴いた音源 ♪




...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: