 【 ハイドンの主題による変奏曲 Op. 56a 】 ブラームス,ヨハネス 〔独〕 (1833.05.07〜1897.04.03) 63歳 肝臓病
 ブラームスの最初の管弦楽曲は、 セレナード第1番だが、同じころ第2番も書いている。 それから13年後に作曲したのが 「ハイドンの主題による変奏曲」で、 古今の管弦楽用変奏曲の中で、 もっとも優れているといわれている。
この曲は作品番号が56aとなっているが、 作品bは2台のピアノのための4手曲で、構造は aとbは同じで、速度その他に多少の違いがある。
この曲はハイドンの管弦楽のためのディヴェルティ メントの第2楽章に出てくる「賛美歌、聖アントーニ」 を主題として、9つの変奏をつけた。 8つは変奏として番号がついているが、 第9は終曲と記している。
ピアノ4手曲は、出来上がるとまもなく初演されたが、 管弦楽曲は、作曲された1873年11月2日に ウィーンの音楽協会ホールで行なわれた フィルハーモニー音楽会の第1回演奏会で、 ブラームスの指揮で初演された。
Theme: Chorale St.Antoni: Andante Variation 1: Andante con moto Variation 2: Vivace Variation 3: Con moto Variation 4: Andante Variation 5: Poco presto Variation 6: Vivace Variation 7: Grazioso Variation 8: Poco presto Finale: Andante

(管弦楽) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (指揮) ヘルベルト・フォン・カラヤン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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