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...... 2023年10月26日 の日記 ......
■ 《 ロマン派宗教音楽の傑作 》   [ NO. 2023102601-1 ] v

【 オラトリオ「エリヤ」Op. 70 】
         
メンデルスゾーン,ヤーコブ・ルードヴィヒ・
              フェリックス 〔独〕
(1809.02.03〜1847.11.04) 38歳
          

             
メンデルスゾーンの宗教音楽には優れた作品が
数多いが、中でもオラトリオ「聖パウロ」(1836年)
カンタータ「頌歌」(1840年)
オラトリオ「エリヤ」(1845年)は、
大合唱団体のレパートリーの一つとして
演奏され愛好されることの多い曲である。

彼が心血を注ぎ込んだ偉大な労作の 「エリヤ」は、
死の1年前に完成し初演された。

楽曲構成、フーガ法にバッハ、ヘンデルの影響が
著しいが、メンデルスゾーン独自の、
ロマンチックで魅惑的な旋律、色彩感にあふれた
和声法と管弦楽法、息詰まるような劇的な迫力など、
ロマン楽派期の最大の宗教音楽である。

旧約聖書に記されている予言者エリヤの行動を、
第1部では、バアルを駆逐しエホバの怒りを解いて、
イスラエル民衆を干ばつから救う物語。
第2部では、迫害から逃れ聖旨のままに大事業を
完遂し、最後に昇天するまでを扱っている。



ー序曲ー

(管弦楽)ロンドン交響楽団   
(指揮) リチャード・ヒコックス
      ♪ 私が聴いた音源 ♪




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