 【 金管楽器のための交響曲 Op. 123 】 アーノルド,マルコム 〔英〕 (1921.10.21〜2006.09.23) 84歳
 アーノルドは、102年前の10月21日に イングランドの中部の町のノーサンプトンで生まれた。 若き日にルイアームストロングに憧れて トランペット奏者となり、王立音楽学校で学んだ。
第二次世界大戦前後に、イギリスの名門 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の トランペット奏者となったが、BBC交響楽団の 首席トランペット奏者もつとめた。
その後、作曲の道に専念するようになり、 9つの交響曲やオペラ、バレエ音楽など 幅広い分野の作品を作曲した。
数多くの映画音楽も手がけているが、 1957年に公開されたデービット・リーン監督の 映画「戦場にかける橋」でアカデミー賞作曲賞を 受賞している。
晩年は認知症で苦しい闘病生活の後、 肺感染症のためイギリス東部ノーフォーク州の 病院で84年の生涯を閉じた。
「金管楽器のための交響曲」は、7歳年下で 同じくロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の トランペット奏者を勤めたフィリップ・ジョーンズの ために書かれた作品で、彼がリーダーをつとめる ブラスアンサンブルの編成に合わせ、それぞれ 4本ずつのトランペットとトロンボーン、それに 1つずつのホルンとチューバにより演奏される。
金管楽器の魅力いっぱいの作品で 4つの楽章で構成されている
1978年にフィリップ・ジョーンズの50歳の 誕生日に献呈された。
第1曲 Allegro moderato 第2曲 Andante grazioso 第3曲 Andante con moto 第4曲 Allegro con brio

(演奏)フィリップ・ジョーンズ金管合奏団 (指揮)ハワード・スネル ♪ 私が聴いた音源 ♪
|
|