 【 サクソフォーン四重奏曲 Op. 102 】 シュミット,フロラン 〔仏〕 (1870.09.28〜1958.08.17) 87歳
 ドイツ系のシュミットは、143年前の 9月28日にロレーヌ地方のブラモンで生まれた。 パリ音楽院でフォーレとマスネーに師事し、 1900年にカンタータ「セミラミス」で ローマ大賞を得た。
作風は、ドイツ風な重厚さとフランス風な 華麗さが自然にとけあい、独特な ロマンティシズムがみられる。 伝統的な書法を重んじ、オリジナリティ溢れる 作風を堅持したことから、 アンデバンダン(独立独歩の人)と呼ばれた。
1936年にはパリ音楽院の院長になり、フランスに おける近代音楽と現代音楽の橋渡し役となった。
管弦楽、室内楽など数多い作品を残している。
「サクソフォーン四重奏曲」はソプラノ・アルト・テナー・ バリトンの各サクソフォーン1本ずつの編成である。
第1楽章 Avec une sage décision 第2楽章 Vif 第3楽章 Assez lento 第4楽章 Animé sans excès

(演奏)テファイエサクソフォン四重奏団 ♪ 私が聴いた音源 ♪
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