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...... 2023年09月08日 の日記 ......
■ 《療養中》   [ NO. 2023090801-1 ] sy

【 交響曲第2番 ハ長調 Op. 61 】

シューマン,ローベルト・アレクサンダー(独〕
(1810.06.08〜1856.07.29) 46歳



1843年末から44年にかけて、シューマン夫妻は
ロシアに演奏旅行をしているが、43年初めころから
起こった精神疾患は、44年になっても思うように
回復せず、療養のためにライプチヒから
ドレスデンに転居をした。

その後45年には次第に回復し、クララとともに
対位法の研究をするようになり作品60の
「バッハの名による6つのオルガンまたは
ピアノのためのフーガ」などが作られた。

大規模な作品としては「ピアノ協奏曲イ短調」
「交響曲第2番」などがある。

「交響曲第2番」は、1845年の暮にスケッチされ、
翌年になってオーケストレーションに取りかかったが
再び疾患は激しくなり、全体が完成したのは
10月になってからだった。

ある音楽家に宛てた手紙の中で
「この作品は苦しかった日々を思い出させます。
しかし、あなたのこの曲への興味からこのような
作品にも人は関心をしめしてくれることを
知りました。」と書いている。

出来上がった「交響曲第2番」は完成の年の
11月5日、ライプツィヒのゲヴァントハウス演奏会に
おいて、メンデルスゾーンの指揮のもと初演された。

    第1楽章 Sostenuto assai-Allegro ma non troppo
    第2楽章 Scherzo Allegro vivace
    第3楽章 Adagio espressivo
    第4楽章 Allegro molto vivace 



(管弦楽)北ドイツ放送交響楽団    
(指揮) クリストフ・エッシェンバッハ
        ♪ 私が聴いた音源 ♪






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