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...... 2023年09月03日 の日記 ......
■ 《 ヴァイオリン奏者として 》   [ NO. 2023090301-1 ] ch

【 思い出(スーベニール)】

ドルドラ,フランティシェク 〔チェコ〕
(1868.11.28〜1944.09.03) 75歳



ヴァイオリン奏者、作曲家として活躍したドルドラは
ズジャール(モルヴィア)で生まれ、79年前の
9月3日にガスタインで75年の生涯を閉じた。

ヴィーン音楽院で学び、宮廷オペラで
ヴァイオリン奏者をつとめた後、ヨーロッパを
演奏旅行し、大成功を収めた。
55歳のときからに2年間アメリカに住んだが、
再びヴィーンに戻った。

室内楽曲、ヴァイオリン協奏曲、オペレッタなどを
作曲したが、ヴァイオリンとピアノのための
小品を数多く残している。
最も有名なのは、1904年に作曲した「思い出」で
華麗な重音のテクニックを展開させ、
懐かしさを感じさせる美しい小品である。

この曲は、電車に乗っていて、シューベルトの
墓の近くを通過しているときにメロディを思いつき、
慌てて切符に書き留めた。
そのシューベルトも、曲を思いついたときに
ありあわせの紙に書きとめる癖があったと
いわれている。



(ヴァイオリン)フリッツ・クライスラー
(ピアノ)   カール・ラルソン   
         ♪ 私が聴いた音源 ♪





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