 【 歌劇「ラ・ジョコンダ」】 ポンキエリ,アミルカレ 〔伊〕 (1834.08.31〜1886.01.16) 52歳 急性肺炎
 ヴェルディの流れをくむ写実的イタリア歌劇の 作曲家のポンキエリは、189年前の8月31日に クレモナ近郊のパデルノ・ファソラーノで 教会音楽家の家庭に生まれた。
9歳からミラノ音楽院で学んだポンキエリは、 1883年から母校で作曲科教授を勤めたが、 プッチーニ(1858〜1924) マスカーニ(1863〜1945)は、門下である。
その3年後には急性肺炎のためミラノで生涯を閉じたが、 ヴェルディは彼の死を惜しみ、嘆いたといわれる。 ヴェルディ〔伊〕(1813〜1901)
42歳のときに作曲した歌劇「ジョコンダ」は、 最も有名な作品で、ヴィクトル・ユーゴーの 小説「バドゥの暴君アンジェル」にもとづき、 ボーイトが台本を書いた4幕物で、陽気な歌姫の ジョコンダの悲恋を描いている。
1876年4月8日ミラノで初演されたが、 今日でも演奏される唯一の作品となっている。
第3幕第2場の仮面舞踏会で奏される バレエ音楽『時の踊り』は特に有名である。
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