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...... 2023年08月31日 の日記 ......
■ 《 歌姫の悲恋 》   [ NO. 2023083101-1 ] o

【 歌劇「ラ・ジョコンダ」】
           
ポンキエリ,アミルカレ 〔伊〕
(1834.08.31〜1886.01.16) 52歳 急性肺炎
        

            
ヴェルディの流れをくむ写実的イタリア歌劇の
作曲家のポンキエリは、189年前の8月31日に
クレモナ近郊のパデルノ・ファソラーノで
教会音楽家の家庭に生まれた。

9歳からミラノ音楽院で学んだポンキエリは、
1883年から母校で作曲科教授を勤めたが、
プッチーニ(1858〜1924)
マスカーニ(1863〜1945)は、門下である。

その3年後には急性肺炎のためミラノで生涯を閉じたが、
ヴェルディは彼の死を惜しみ、嘆いたといわれる。
ヴェルディ〔伊〕(1813〜1901)

42歳のときに作曲した歌劇「ジョコンダ」は、
最も有名な作品で、ヴィクトル・ユーゴーの
小説「バドゥの暴君アンジェル」にもとづき、
ボーイトが台本を書いた4幕物で、陽気な歌姫の
ジョコンダの悲恋を描いている。

1876年4月8日ミラノで初演されたが、
今日でも演奏される唯一の作品となっている。

第3幕第2場の仮面舞踏会で奏される
バレエ音楽『時の踊り』は特に有名である。





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