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...... 2023年08月30日 の日記 ......
■ 《 雄大なソナタ 》   [ NO. 2023083001-1 ] s

【 ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op. 58 】
        
ショパン,フレデリック・フランソア 〔ポーランド〕
(1810.03.01〜1849.10.17) 39歳 結核
         

             
ショパンは、ピアノ・ソナタを3曲作曲している。
第1番は18歳のころ、作曲練習用に書いたもので
陽の目をみたのは、死の2年後のことだった。
今日では、滅多に演奏されることはない。

     ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 作品4 (1828年)
     ピアノ・ソナタ第2番 ロ短調 作品35(1839年)
     ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58(1844年)

第2番と第3番は、ショパンの最円熟期のもので、
彼の全作品中傑作とされている。
第3番は、第2番よりも有機的な統一が認められ、
全体として規模が雄大となり、ショパンの天分の
各種の要素がそのうちに包含された楽曲である。

2曲の作曲の間には、5年の経過があるが、
そのときはジョルジュ・サンドとの恋愛中で、
どちらも彼女のノアンの自宅で作られた。

第3番を作曲したのは、1844年の夏で、
翌年、ペルトゥイ伯爵夫人に献呈された。

        第1楽章 Allegro maestoso
        第2楽章 Scherzo: Molto vivace
        第3楽章 Largo
        第4楽章 Finare: Presto non tanto



(ピアノ)エフゲニー・キーシン
     ♪ 私が聴いた音源 ♪




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