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...... 2023年08月29日 の日記 ......
■ 《 初期バロック音楽 》   [ NO. 2023082901-1 ] s

【 シャコンヌ ニ短調 】

クープラン,ルイ 〔仏〕
(1626頃〜1661.08.29) 35歳 ?



クープラン家は、約2世紀にわたり優れた音楽家を
多数生み出した点で、ドイツのバッハ家と比べられる。

代々音楽を職とした、クープラン家の
最も高名な音楽家のルイ・クープランは、
教会オルガニストだったシャルル・クープランの
三男として、ショーム・アン・ブリーで生まれた。

パリで活躍し、成功した最初の音楽家で、
クラブサン、オルガン、ヴィオール演奏の
達人だったが、23歳までの前半生については、
詳しいことがわからない。

27歳のときに、その後長くクープラン一族が
占有することになる、パリのサン・ジェルヴェ教会の
オルガニストの地位を得、宮廷オルガニストの
一人にも任命され、またバイオリン、
ヴィオラ奏者としても活躍した。

しかし、362年前の8月29日に病に倒れ、
惜しまれて35年の短い生涯を閉じてしまった。
彼の作品と地位は、2人の弟たちに受け継がれた。

甥にあたるフランソア・クープランは、弟の息子で
「大クープラン」と呼ばれ、多くの作品をのこしている。

二十世紀半ばに、イングランドで大量の
自筆譜が見つかったことから、クープランが
十七世紀ヨーロッパのオルガン曲に
多大な影響を及ぼしたことが判明した。

クラブサンの作品のパッサカリアとシャコンヌは
多く残されている。



(オルガン) アンドレ・イゾワール
       ♪ 私が聴いた音源 ♪





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