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...... 2023年08月27日 の日記 ......
■ 《 ルネサンス盛期 》   [ NO. 2023082701-1 ] v

【 ミサ曲「聖なる処女より」】

ジョスカン・デ・プレ 〔フランドル?〕
(1440頃〜1521.8.27?) 81歳?



ルネサンス盛期を代表するフランドル楽派の
大作曲家ジョスカン・デ・プレは、天才芸術家の
レオナルド・ダ・ビンチにならぶ地位に立っていた。

生地など、生まれたときの詳しいことはわからないが、
若い時代にイタリアに行き、ミラノの大聖堂聖歌隊の
歌手をつとめたり、ローマで教皇礼拝堂の
一員として活躍し、1500年ごろには作曲家としての
名声は広く知れわたっていた。

1505年にはフランドル地方に移り、その地方を
領有していたハプスブルク家の皇帝
マクシミリアン一世と、その娘でフランドル摂政を
つとめたマルガレーテ姫の保護を受けた。

彼の最後の曲集は死の前年に書かれていて、
マクシミリアン一世の後継者カルル五世に捧げた
「若干の新しいシャンソン」である。

1521年8月27日にコンデで没したと
伝えられているが、一説には1524年まで
生きていたともいわれている。

彼は多くの作品を残しているが「聖なる処女より」は
晩年のミサ曲で、生涯の活動の頂きに立つ曲である。




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