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...... 2023年08月19日 の日記 ......
■ 《 ヴァイオリンの名手 》   [ NO. 2023081901-1 ] ch

【 木管十重奏曲 ニ長調 Op. 14 】
       
エネスコ,ジョルジュ 〔ルーマニア〕
(1881.08.19〜1955.05.04) 73歳
        

          
作曲家としてよりも、ヴァイオリンの名手として、
特にメニューインの師として知られているエネスコは、
142年前の8月19日にルーマニアの
リヴェニで生まれた。

7歳のときにウィーンに出て同地の音楽院で学び、
わずか13歳で特例としてパリ音楽院に
入学を許され、ヴァイオリンは主席で卒業した。
16歳のときには、宮廷独奏者にもなっている。

演奏家として活躍しながら、自作の発表を行い、
フランスの近代的手法にルーマニアの国民的要素を
結び付けた独特の作風を完成した。

晩年は主にパリに定住して教育と作曲に従事し、
同地で73年の生涯を閉じた。

24歳ごろに作曲した「ルーマニア狂詩曲」は、
彼の作品中、最もポピュラーなものである。

1906年の作品の「木管十重奏曲作品14」は、
1つのオーボエと1つのイングリッシュホルン、
2本のクラリネット、2本のホルン、2本のファゴット
という楽器編成で、3つの楽章からなり、各楽器の
響きが繊細に解け合った、詩情豊かな作品である。
    
     第1楽章 Doucement mouvemente
     第2楽章 Moderement
     第3楽章 Allègrement, mais pas trop vif
       

     
(演奏)オスロ・フィルハーモニー・ウィンド・ソロイスツ
               ♪ 私が聴いた音源 ♪




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