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...... 2023年08月16日 の日記 ......
■ 《 フランス的 》   [ NO. 2023081601-1 ] or

【 鉛の兵隊の行進 】
       
ピエルネ,ガブリエル 〔仏〕
(1863.08.16〜1937.07.17) 73歳
        

             
近代フランスの作曲家、指揮者のピエルネは、
160年前の8月16日に声楽家教師の父と
ピアノ教師の母との間に、メッツで生まれた。

12歳のときに「ピエルネのセレナーデ」を書いている。
パリ音楽院でマスネに作曲を学び、在学中の
19歳のときに作曲したカンタータ「エディト」で、
ローマ大賞を得てローマに留学し、フランクに師事した。

40歳のときに、フランクの後継者として、パリの
ノートルダム大聖堂の教会オルガニストに就任し、
亡くなるまでの37年間この地位にとどまった。

その間、多くのオルガン曲、室内楽曲や
ピアノ曲を作曲している。
軽快で明るい作品を書いたピエルネは、
エレガントで鋭敏な想像力と、しなやかで
デリケートなエスプリを持ち、魅力にみちた
旋律や細やかなニュアンスや、極めて
洗練された味わいをもって、常に人を
ひきつける作曲家であるといわれた。

1903年にパリの4大交響曲団の一つの
コンセール・コロンヌの指揮者となり、
1910年から1934年まで首席指揮者を務め、
フランス音楽を積極的に演奏して紹介したが、
後世への影響という点でも、指揮者ピエルネの
果たした役割は大きい。

おもちゃの兵隊のパレードを描いた
「鉛の兵隊の行進曲」は、管弦楽曲として
知られているが、元々は1887年に作られた
ピアノ曲集「私と子供たちのためのアルバム
作品14」の第6番を編曲したものである。



(管弦楽)フィルハーモニア管弦楽団
(指揮) チャールズ・グローブズ 
       ♪ 私が聴いた音源 ♪
  




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