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...... 2023年08月07日 の日記 ......
■ 《 愛国行進曲 》   [ NO. 2023080701-1 ] or

【 ラデツキー行進曲 Op. 228 】

ヨハン・シュトラウス,バプティスト 〔墺〕
(1804.03.14〜1849.09.25) 45歳 猩紅熱


        
“音楽の都”ウィーンで、毎年大晦日と元旦に
ウィーン楽友協会で開催される
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による
ニュー・イヤー・コンサートの 結びは、
ヨハン・シュトラウス一世の作品の
「ラデツキー行進曲」が演奏されるのが、
恒例となっている。

1848年3月、メッテルニヒ政府に対して学生や
労動者などが中心となって武力勢力を加え、
独裁者をイギリスに追いやり、
皇帝を退位させることに成功した。

しかし、ヨハン・シュトラウスは、こうした革命側に
加担せず、むしろ政府側に立ってその士気を
鼓舞するために、かつてイタリアを制服した
勇将ラデツキーの名をかりて、
この「愛国行進曲」を作曲した。
力強い序奏ではじまり、流暢な中間部へと進む
「ラデツキー行進曲」が初演されたのは、
その年の8月7日のことだった。

ヨハン・シュトラウス一世の作品は300曲を
越え、彼の作曲する官能的なワルツは、
市民の眼を腐敗した政治から追いやり、
「ウィーンを革命から救ったのは、
ヨハン・シュトラウスである、とまで言われた。



(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) ダニエル・バレンボエム      
           ♪ 私が聴いた音源 ♪




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