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...... 2023年08月05日 の日記 ......
■ 《 管弦楽曲 》   [ NO. 2023080501-1 ] or

【 青柳の堤 】
         
バターワース,ジョージ 〔英〕
(1885.07.12〜1916.08.05) 31歳
           

           
イギリスの作曲家のバタワースは
ロンドンで生まれ、歌手の母親から
音楽の手ほどきを受けた。
         
父親の意向でオックスフォード大学で学んだ。
卒業後ロンドン王立音楽大学で短期間学び、
音楽の道を歩み始めたが、第一次世界大戦に
志願兵として従軍し、戦地(ポジェール)で,
107年前の8月5日に31年の生涯を閉じた。

彼が作曲家になることを反対していた父親は、
息子の戦死を知ると、送られてきた
勲章を手に涙にくれたといわれる。

バタワースはイギリス民謡を愛し、彼が作る
歌曲には民謡の旋律が重要な動機となっている。
やはり民謡を熱愛した13歳年上の
ヴォーン=ウィリアムズ(1872〜1958)と
出会い、親友となり影響を受けた。

若くして世を去ったバタワースの作品は
数こそ少ないものの、1913年に作曲した
「青柳の堤」(緑の枝垂れ柳の岸辺)は
管弦楽曲の作品の中で、よく演奏される。

イギリスの牧歌的な雰囲気に満ち、
優しい風と緑の木々が生み出す繊細な
息吹きが、聴く者の心を淡い夢の一時に誘う
美しい音楽である。



(管弦楽)ロンドンフィルハーモニー管弦楽団
(指揮) エイドリアン・ボールト     
          ♪ 私が聴いた音源 ♪





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