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...... 2023年07月30日 の日記 ......
■ 《 姉弟 》   [ NO. 2023073001-1 ] ch

【 ピアノ三重奏曲 第4番 ホ長調 K. 542 】
       
モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕
(1756.01.27〜1791.12.05) 35歳
           
モーツァルト,マリア・アンナ 〔墺〕
(1751.07.30〜1829.10.29) 78歳
           

                
モーツァルトより5歳年上の姉マリア・アンナ
ヴォルフガング・イグナーツィアは、
通称マリアンネ、またはナンネルと呼ばれていた。

272年前の7月30日、3男4女の4番目の
3女としてザルツブルクで生まれた。
8歳のとき、父から音楽の手ほどきを受け、
すぐれたピアニストとして育っていった。
しばしば、弟のモーツァルトと公開の席で演奏し、
称賛されていた。

17歳のとき、ウィーンに演奏旅行した後は、
ほとんど家庭に残って、音楽教師をしながら
一家の生活を支えた。
33歳で結婚したが、夫の死後再び教育活動をはじめ、
69歳のときに失明するまで、続けられた。

1788年8月2日に、弟のモーツァルトから
手紙が届き、ザルツブルクの先輩である、
ミヒャエル・ハイドン(ヨーゼフ・ハイドンの弟)を
彼女の家に呼んで自分の新しい作品を
聴かせてほしいと書いている一曲が
「ピアノ三重奏曲第5番」である。

「交響曲第39番」「交響曲第40番」「交響曲第41番」を
書き上げる直前の1788年6月に完成した。
モーツァルトが友人のフフベルクに宛てた手紙には、
フブルク家の音楽会のために作曲された作品と書かれた

詩情美しい作品として、モーツァルトのこのジャンルの
最高傑作として知られている。


モーツァルトは、全部で8曲のピアノ三重奏曲
(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ)を書いている。
ただ、一曲はピアノ、クラリネット、ヴィオラの
編成の曲がある。

それらの三重奏曲は、親しい人たちの間で
演奏される家庭的な音楽で、すてがたい
味わいのある、見事な構成と内容をもっている。

        第1楽章 Allegro
        第2楽章 Andante grazioso
        第3楽章 Allegro



(演奏)ボザール・トリオ
   ♪ 私が聴いた音源 ♪




         

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