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...... 2023年07月18日 の日記 ......
■ 《 人民芸術家 》   [ NO. 2023071801-1 ] ch

【 ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op. 27 】
      
ノヴァーク,ヴィーチェスラフ 〔チェコ〕
(1870.12.05〜1949.07.18) 78歳
          


ノヴァークは、チェコの南ボヘミア生まれた。
プラハ大学で法律と哲学を学び、
同時に音楽院でドヴォルザークらに師事し、
卒業後は母校で作曲を教え、
49歳のときから院長を勤めた。

交響曲や管弦楽曲、室内楽曲、オペラなど
幅広いジャンルに多くの作品を残した。

モラビアやスロバキア地方の民謡を聞き集めて
いたので、作風は民族音楽に影響されているが、
R.シュトラウスやドビュッシーなどの影響もみられる。
しかし、終生にわたり後期ロマン派の
音楽様式にとどまった。

1945年には「人民芸術家」の称号を贈られ、
作曲活動も続けたが74年前の7月18日に
スクテチュで78年の生涯を閉じた。

「ピアノ三重奏曲 ニ短調」は1902年32歳の年に
書かれた単一楽章の曲で、当時ヨーロッパの
最先端をいく、ドビュッシーの印象主義音楽などと、
モラビアやスロバキアの民族的音楽要素を
巧みに融合させた作品となっている。



(演奏)新プラハトリオ
    ♪ 私が聴いた音源 ♪





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