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...... 2023年07月10日 の日記 ......
■ 《 ギターのベートーベン 》   [ NO. 2023071001-1 ] or

【 バレエ曲「エルキューレとオンファリア」】

ソル,フェルナンド 〔スペイン〕
(1778.02.13〜1839.07.10) 61歳



作曲家、ギター奏者のソルは、バルセロナで
裕福な家庭に生まれた。
軍隊に勤めていたが、イタリアオペラに魅せられ、
モンセラート修道院、バルセロナで音楽を学んだ。

1808年にナポレオンがスペインに侵攻をし、
ソルはギターのための愛国主義的音楽を書いた。
スペインが敗北すると、政府の要職に就いたが、
その後スペインを捨てパリに亡命し、
スペインに戻ることはなかった。

パリでは作曲家、ギタリストとして評判をよび、
ヨーロッパ各地で演奏活動をし、名声を得た。

1823年ににロシアを訪れたときに作曲した、
バレエ曲「エルキューレとオンファリア」は、
ニコライ一世の戴冠式のために書かれたもので、
成功を収めた。

彼は多くの作品を残しているが、1830年に
出版されたギター教則本「ギターの方法」は、
各国の言葉に翻訳された。

ソルの最後の作品となったのは、亡くなった
娘のために書いたミサ曲だったが、その2年後の
7月10日に61年の生涯を閉じた。






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