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...... 2023年07月06日 の日記 ......
■ 《 弾き振り 》   [ NO. 2023070601-1 ] co

【 ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調 K. 450 】

モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス〔墺〕
(1756.01.27〜1791.12.05) 35歳

アシュケナージ,ウラディーミル (露)
(1937.07.06〜 )       



2004年から2007年までNHK交響楽団の
音楽監督に就任し、退任後は桂冠指揮者として
日本よの関わりの大きいアシュケナージは、
ユダヤ系の父とロシア人の母との間に
86年前の7月6日にゴーリキーで生まれた。

モスクワ音楽院で学んだが、
ショパン国際ピアノ・コンクール2位、
チャイコフスキー国際コンクール優勝など
さまざまな賞を受賞している。

モスクワ音楽院を卒業後、ロンドンに移住し
その後は妻の故国アイスランドに定住した。
アイスランド国籍を取得し、旧ソ連国籍を離脱した。

ピアニストとして活躍していたが、
1970年から指揮活動を始めた。
指揮者であり、ピアニストでもあるアシュケナージは
ピアノを弾きながら指揮をする、ピアノ協奏曲の
「弾き振り」でよく知られているが、
モーツァルトとベートーベンのピアノ協奏曲は
弾き振りで全曲録音している。

モーツァルトは、28歳のときに第14番から
第19番までの6曲のピアノ協奏曲を作曲した。
その中で、3月15日に作られたのが
「変ロ長調 K.450」で、この曲の特徴としては、
第2楽章が変奏形式で書かれていることがあげられる。

完成の2日後には、モーツァルトの第1回非公開
演奏会で彼自身のピアノ独奏で初演された。

「会場は大入り満員で、私が演奏した新作の
協奏曲(この曲)は、徹底的に受けました。
どこでもこの協奏曲の噂でもちきりです」
と3日後に父に知らせている。

         第1楽章 Allegro 
         第2楽章 Andante
         第3楽章 Allegro



(ピアノ)ウラディーミル・アシュケナージ
(管弦楽)フィルハーモニー管弦楽団   
(指揮) ウラディーミル・アシュケナージ
         ♪ 私が聴いた音源 ♪




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