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...... 2023年06月16日 の日記 ......
■ 《 代表作 》   [ NO. 2023061601-1 ] v

【 レクイエム Op. 9 】
        
デュリュフレ,モーリス 〔仏〕
(1902.01.11〜1986.06.16) 84歳
          

           
ルーヴィエール出身のデュリュフレは、作曲家、
オルガン奏者として活躍し長寿だったが、
73歳のときに、オルガニストのマドレーヌ夫人と
共に交通事故に遭い、演奏活動ができなくなった。
最後の作品をかいたのは、75歳のときだが、
その9年後の6月16日にパリで84年の生涯を閉じた。

パリ音楽院で学び、25歳からノートルダム大聖堂の
オルガニストに、2年後にはサンテティエンヌ=デュ=モン
教会のオルガニストの地位を得た。

プーランクの「オルガン協奏曲」など、多くのオルガンの
ための音楽を初演しているし、録音も残している。

彼は、演奏家として多忙だったことや、
交通事故の後遺症で作曲活動も制約され、
出版作品は14曲しかない。

デュリュフレの最も有名な代表作「 レクイエム」は、
亡くなった父親に捧げるために作曲された。
1947年の作品だが、フランス近代の
宗教音楽の傑作といわれている
フォーレの「レクイエム」を模範としながらも、
グレゴリア聖歌を使用するなど、デュリュフレ自身の
音楽技法や個性を盛り込んでいる。

* 混声四部合唱とオルガンのための版(任意でチェロを伴う)
* 混声四部合唱と室内オーケストラのための版       
* 混声四部合唱と大オーケストラのための版        

この作品には3つの版が存在する。

         * Introit
         * Kyrie
         * Domine Jesu Christe
         * Sanctus
         * Pie Jesu
         * Agnus Dei
         * Lux æterna
         * Libera me
         * In Paradisum



(メゾ・ソプラノ)アンネ=ゾフィー・フォン・オッター
(バリトン) トマス・ハンプソン          
(オルガン) アラン・マリー=クレール       
(合唱)   オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団 
(管弦楽)  トゥールーズ カピトール歌劇場管弦楽団
(指揮)   ミシェル・プラッソン         
               ♪ 私が聴いた音源 ♪
  




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