 【 レクイエム Op. 9 】 デュリュフレ,モーリス 〔仏〕 (1902.01.11〜1986.06.16) 84歳
 ルーヴィエール出身のデュリュフレは、作曲家、 オルガン奏者として活躍し長寿だったが、 73歳のときに、オルガニストのマドレーヌ夫人と 共に交通事故に遭い、演奏活動ができなくなった。 最後の作品をかいたのは、75歳のときだが、 その9年後の6月16日にパリで84年の生涯を閉じた。
パリ音楽院で学び、25歳からノートルダム大聖堂の オルガニストに、2年後にはサンテティエンヌ=デュ=モン 教会のオルガニストの地位を得た。
プーランクの「オルガン協奏曲」など、多くのオルガンの ための音楽を初演しているし、録音も残している。
彼は、演奏家として多忙だったことや、 交通事故の後遺症で作曲活動も制約され、 出版作品は14曲しかない。
デュリュフレの最も有名な代表作「 レクイエム」は、 亡くなった父親に捧げるために作曲された。 1947年の作品だが、フランス近代の 宗教音楽の傑作といわれている フォーレの「レクイエム」を模範としながらも、 グレゴリア聖歌を使用するなど、デュリュフレ自身の 音楽技法や個性を盛り込んでいる。
* 混声四部合唱とオルガンのための版(任意でチェロを伴う) * 混声四部合唱と室内オーケストラのための版 * 混声四部合唱と大オーケストラのための版
この作品には3つの版が存在する。
* Introit * Kyrie * Domine Jesu Christe * Sanctus * Pie Jesu * Agnus Dei * Lux æterna * Libera me * In Paradisum

(メゾ・ソプラノ)アンネ=ゾフィー・フォン・オッター (バリトン) トマス・ハンプソン (オルガン) アラン・マリー=クレール (合唱) オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団 (管弦楽) トゥールーズ カピトール歌劇場管弦楽団 (指揮) ミシェル・プラッソン ♪ 私が聴いた音源 ♪
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