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...... 2023年06月04日 の日記 ......
■ 《 第二の国家 》   [ NO. 2023060401-1 ] or

【 ワルツ「美しく青きドナウ」 Op. 314 】

ヨハン・シュトラウス二世 〔墺〕
(1825.10.25〜1899.06.03) 73歳  肺炎



ヨハン・シュトラウス二世は、生涯のほとんどを
ウィンナ・ワルツ、ポルカなどの作曲に捧げ、
三大ワルツに数えられる「美しく青きドナウ」
「ウィーンの森の物語」「皇帝円舞曲」などの
ワルツを数多く生み出した。

オーストリアのみならず、ヨーロッパ中で絶大な
指示を獲得し「ワルツ王」「ウィーンの太陽」
当時のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ一世と
対比する形で「ウィーンのもう一人の皇帝」
などと呼ばれた。

「美しく青きドナウ」は、オーストリアにおいては
正式なものではないが、、帝政時代から現在に
至るまで「第二の国家」と呼ばれている。

1867年に作曲した「美しく青きドナウ」は合唱用の
ウィンナ・ワルツで、作曲の年の2月15日に
ウィーンの「ディアナザール」初演された。
ピアノ編、声楽アンサンブル編、管弦楽編がある。

オーストリアでは、大晦日から新年に代わるときに、
公共放送局のオーストリア放送協会は、シュテファン
大聖堂の鐘の音に続いて「美しく青きドナウ」を
放映するのが恒例になっている。

それに続き、元旦の正午から始まる
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー
コンサートでは、3つのアンコール枠のうち、2番目に
「美しく青きドナウ」を演奏するのが通例である。

そして父のシュトラウス一世の「ラデツキー行進曲」も
コンサートの最後に演奏されて締めくくられる。



(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮) フランツ・ウェルザー・メスト   
            ♪ 私が聴いた音源 ♪





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