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...... 2023年05月23日 の日記 ......
■ 《 近代ピアノ奏法の父 》   [ NO. 2023052301-1 ] co

【 ピアノ協奏曲 第3番 ト短調 Op. 58 】
           
モシェレス,イグナーツ 〔チェコ〕
(1794.05.23〜1870.03.10) 76歳
           

          
作曲家、ピアニスト、教育者として活躍した
モシェレスは、329年前の5月23日にプラハで生まれ、
ライプツィヒで76年の生涯を閉じた。

プラハの音楽学校で学んだ後、ウィーンで
サリエリから作曲を学び、ベートーベンとも
親交を結んでいた。
バートーベンは24歳年上だが、彼が亡くなる
一週間前に書いた最後の手紙は、
33歳のモシェレスに宛てたものだった。

モシェレスは、後にベートーベンに関する
書物を出版している。

ドイツを中心にやヨーロッパ中を演奏会を開き、
1825年ごろからの20年間はロンドンに住み、
ピアニストとして活躍したが、
フィルハーモニー協会の指揮者もつとめた。

その後、弟子でもあったメンデルスゾーンの招きで
ライプツィヒに移り、ピアノの主任教授として
死ぬまでその地位にあった。

モシェレスの教え子には、
ノルウェーの作曲家のグリーグもいる。

近代ピアノ奏法の父とも言われ、
多くのピアノ練習曲をはじめ8つの
ピアノ協奏曲を残しているが、他の楽器のための
協奏曲も作曲している。

3つの楽章からなる「ピアノ協奏曲 第3番」は、
20代半ばに書かれた作品と考えられている。

        第1楽章 Allegro moderato
        第2楽章 Adagio
        第3楽章 Allegro agitato
   


(ピアノ)イヴァン・クランスキー  
(管弦楽)ドヴォルザーク室内管弦楽団
(指揮) イヴァン・パリーク    
        ♪ 私が聴いた音源 ♪




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