【 二重奏曲 変ホ長調 Op. 15 】
ブルグミュラー,ノルベルト 〔独〕
（1810.02.08〜1836.05.07） 26歳
ノルベルト・ブルグミュラーは、同じ年の
６月８日に生まれたシューマンよりも
４ヶ月早い２月８日にデュッセルドルフで生まれた。
初心者のためのピアノ練習曲「ブルグミュラー」の
作曲者として知られているフリードリヒ・ブルグミュラーは、
４歳年上の実兄である。
父は、ライン地方デュッセルドルフ市の音楽監督、
また低地ライン音楽祭の創始者であり、
指揮者のひとりとして、この地方では
名の知れた音楽家だった。
幼少のころより異常な楽才を示し、
シュポーアに作曲を学び、将来を嘱望された。
美しいメロディーを生み出す才能あふれる
作曲家だったが、生来病弱だったためアーヘンで
１８７年前の５月７日に２６年の生涯を閉じた。
彼の才能を高く評価していたシューマンは、
シューベルトの早世以来、ノルベルトの早世ほど
悲しむことはないと言って、彼の死を悼んだ。
弦楽四重奏曲やピアノ協奏曲などを作曲し、
２０代前半で交響曲も書いている。
序曲、ピアノ曲の小品などの作品も残している。
「二重奏曲 変ホ長調」はクラリネットとピアノのための
二重奏曲で、代表作として親しまれている。
クラリネットの美しいメロディが哀愁を誘う。
（クラリネット）エマ・ジョンソン
（ピアノ） ゴードン・バック
♪ 私が聴いた音源 ♪
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