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...... 2023年05月04日 の日記 ......
■ 《 暗い歴史 》   [ NO. 2023050401-1 ] or

【 ルーマニア狂詩曲 第1番 イ長調 Op. 11の1 】

エネスコ,ジョルジュ 〔ルーマニア〕
(1881.08.19〜1955.05.04) 73歳



エネスコは作曲家としてよりもヴァイオリンの名手、
特にメニューインの師として知られている。
ルーマニアで生まれ、7歳でウィーンに出て
同地の音楽院で学んだ。
わずか13歳で特例としてパリ音楽院に入学を
許されて学び、ヴァイオリンは主席で卒業した。

演奏家として活躍したが、自分の作品の発表も行い、
フランスの近代的手法にルーマニアの国民的要素を
結び付けた独特の作風を完成した。

晩年は主にパリに定住して教育と作曲に従事し、
68年前の5月4日、73年の生涯を閉じた。

ルーマニア狂詩曲は彼の作品中、
最もポピュラーなものである。
24歳ごろの作品で、イングリッシュ・ホルンや
コルネットを使った華々しい
オーケストレーションが、見事である。

バラード風な旋律で始まり、ジプシー風な旋律、
東洋風な旋律、ルーマニアの民族舞曲「ホラ」の旋律、
アラビア風な旋律と華やかに進み、結尾となる。

ルーマニアの歴史はあまり平和的なものとはいえず、
民族音楽も細やかな感傷的性格をもっている。



(管弦楽)BBCフィルハーモニー管弦楽団   
(指揮) ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
         ♪ 私が聴いた音源 ♪




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